公道を走らせるトレーラは、陸運局に登録を受けた、ナンバー付の車でなければなりません。大きな分類として、軽自動車ナンバーのものと、普通自動車ナンバーのものがあります。
軽自動車規格のトレーラは、維持費も安くて車検も2年ごとなので、面倒も少なくて維持するにはいいですが、最近の水上オートバイは大型化し、重量が重くなっているので、普通自動車規格のトレーラを使わないと、制限を超えてしまう様です。
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●軽自動車の維持費は(2003年)
軽自動車税の2,400円(市町村税/年)
自賠責保険(2年)の5,210円
自動車重量税(2年)8,800円
その他、車検費用で1,400円 掛かります。
単純に1年で割ると、年間 1万円 程度です。
●普通自動車(小型)の維持費は(2003年)
自動車税が5,300円(都道府県税/年)
(神奈川県の小型車の場合)
1回目の車検は2年で以後1年ごとの車検がありますが、
自賠責保険(2年)5,210円と、
自動車重量税(2年)の12,600円に
その他、車検費用として1,400円 掛かります。
単純に1年で割ると、年間 1万5千円 程度です。
●いずれも最低料金です。トレーラは、船を出す関係上、水の中に直接本体を入れることが多いため、電装系や、車軸にあるベアリングを傷める人が多いです。必然と、それらの整備代がプラスされて来ます。
●軽自動車の規格サイズ
長さ3.4m 幅1.48m 高さ2.0m 排気量0.66g 以下です。
市販されているトレーラの大きさは、この限度ぎりぎりに作られている感じです。また、最大積載量は350kgのものが、殆どなので、重量制限もあるんでしょうか?
最近の水上オートバイ(SEADOOのGTX4-TEC)のスペックを見ると、船の長さが軽自動車の規格サイズとほぼ、同一長さです。重量も350kgを超えてます。同一の長さならトレーラからはみ出してしまいますね。新しく水上オートバイを買うなら、サイズにあわせたトレーラ選びが必要ですね。ちなみに公道を走る上で、「牽引車+トレーラ」の長さを足した長さの1割までは、トレーラからはみ出しても道路交通法違反にはなりません。車が4mでトレーラが3.4mだとすると、トレーラから約70cmは、はみ出しても違反とはならないようです。下の写真を見てもらえば、分かりますが、トレーラから、わずか10cm程しか、はみ出してません。優良ドライバーである証拠ですよね? |
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YAMAHA MJ-700RA 2人乗り
トレーラ サン自動車工業(旧小塚自動車?) |
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KAWASAKI JS-750SX 1人乗り
このスタンドアップモデルのシングルJETは、面白いです!
トレーラ ギャロップ製 |
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SEADOO GTX 4-TEC WB(Vans Edition)
ジェットバンク ファクトリーゼロ(公道走行不可)
人に影に隠れてしまったので、ちょっと分かり辛いですね。この手のものは、何種類も出回っているんですが、マリーナなど、限られた場所の移動や保管目的の為だけに造られたものであり、当然、ナンバーの取得が出来ません。と言うか、勝手の思い込みでコメントを書いてしまいましたが、違っていたらメーカのファクトリーさん ごめんなさい! |
では、トレーラを販売している各会社へのリンクを貼ってみたので、興味のある人は覗いて見てください。 |
メーカ名 |
MAX TRAILER |
水上オートバイのお店の人に聞くと、モノが良いそうです。 |
サン自動車工業 |
我が愛艇のRA用のトレーラは、ここの製品。アフターパーツの供給も良く、会社がしっかりしているのか、電話連絡で即時に対応してくれました。 |
Sea Marine |
ここのトレーラは安いですね。年間の販売実績も多く種類も豊富です。購入費用を抑えたいなら、ここでしょうか。。。 |
Shore land'r |
情報が無いので、良く分かりません。 |
ニュー・オー・イー・エム・サプライ |
情報が無いので、良く分かりません。 |
SOREX |
水上オートバイのお店の人に聞くと、モノが良いそうです。 |