第2期(大きさの目安:約15cm〜) |
種 類 |
製品名・サイズなど |
メーカー |
購入先・価格・備考 |
水 槽 |
60cmの標準水槽 |
ニッソー |
水槽・ろ過器(上部)などのセット品 |
ろ過装置 |
上部式:水槽セット品 |
ニッソー |
後に、ろ過装置を交換した。 |
外部式:
プライムパワー30 |
ニッソー |
価格は1万2千円位〜
流量 900g/h 90〜120cm水槽用
選定理由:安くてある程度の能力がある |
ろ過材 |
上部式:
エーハイメック |
エーハイム |
マットは粗めの物を使用していたが、目詰まりが早いので、エーハイメックのみを綺麗に並べて敷き詰めた。 |
外部式:エーハイメック
:サンゴ砂(粒中) |
エーハイム |
マットは粗めの物のみ(ろ材容量:5g)
サンゴ砂は、ろ材+PH安定用に使用 |
− |
照 明 |
水槽セット品 |
ニッソー |
標準のもの |
保 温 |
サーモスタット |
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28度前後に保つ |
エアー |
INNO-β6000 |
ニッソー |
価格は4千円程度
容量 6g/分 (大容量タイプ) |
エアー
ストーン |
FT60(エアー用) |
ユニホース |
価格は1千円程度
カーテン状にエアが排出されるタイプのもの |
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魚 類 |
ウナギ(約30匹程度) |
国 産 |
15cm以上に成長したものを選別して |
金 魚 |
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クチボソ・オイカワ・
川エビなど |
相模川産 |
網などで捕まえてきたもの |
土 |
水草用のもの |
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飼育後期はフィルタの目詰まり防止の観点から土を撤去した。 |
水 草 |
なし |
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隠れ木 |
なし |
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うなぎの活動域を制限してしまうのでなし
また、いつも姿が見れるように |
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換 水 |
適 宜 |
水 道 水 |
冬場は加温及び塩素を中和させ交換 |
え さ |
初期:配合飼料+魚油添加 |
プロ用の餌 |
市販店での入手は困難と思われます。
餌の量に応じて魚油を添加(養鰻場使用) |
中期:配合飼料・鯉の餌 |
− |
市販の鯉の餌に切替えるために混合 |
後期:鯉の餌 |
小 売 店 |
普通の熱帯魚店で購入できるもの |
注射器を使用した投与には限界を感じ(注射器から出る量が少ない)団子状に戻して投与する。また、養鰻場で使う配合飼料は入手が難しく、購入ができても20kg単位なので(自分の知る限り)鯉の餌に切り替えた。誰か県内で少量でも売っている店を知っていれば教えてください。 |
解 説 |
うなぎのサイズが15cmを超えてくると、頭を悩まされます。それは糞の量です。
1回に与える餌の量が次第に増えて行き多い時には大人のこぶし大程の餌の量を毎回60cmの水槽の中に与えていました。よって、外部ろ過器の目詰まりが激しく3〜4日に1回は手入れをしてやらないと水の循環がすぐに悪くなって、うなぎの動きや食べ方にも変化が出てきます。当初は神経質にアンモニアの量や亜硝酸、PHなどの幾つかの項目を毎日測定して記録していましたが、糞の量が増えるのと同時に検査結果が、いつも危険域を示すようになってしまい、バイテリア注入など市販のものを使い対処していました。しかし「PHを下げなければ亜硝酸の濃度は高くても経験的に大丈夫」との事でしたので、ろ過材兼PH安定用にとサンゴ砂を使用することにより解消し、以後は感覚的にうなぎの状態を見て、餌の投与回数を減らすなどして飼育しました。
あと、飼育の過程で、これはいいなと思ったことは、金魚を一緒に飼うことです。
食べ残った餌などが、水槽の底に細かく散って残りますが、それらは丹念に食べてくれるので、とても助かります。但しうなぎは魚食性なので金魚の大きさによっては食べられてしまいますから注意が必要です。いずれも水槽の中で、養鰻場みたいに大量の鰻を早く成長させる目的(もちろん食べることも)で行いましたので、通常の飼育形態とは異なると思います。 |
pHの参考値
pH 6.5以上 亜硝酸濃度 多くても大丈夫
6.2 〃 10ppmで危険
pHは7が中性で、これより低ければ酸性、高ければアルカリ性で、ちなみに海水はpHが8.2、河川水のpHは7前後らしいです。(県の水質情報より) |