◆ 境界標などの種類(民地)

 事務所で使用(埋設)する境界標を紹介しました。
 敷地の隅っこなどを見ると見つける事が出来ます。
砂に埋もれていたり、ブロックの下などに埋まっていたりします。
 藤沢市の境界標はこちらをご参照ください。
 

 ● ここでは、事務所で埋設する境界標の一例です。
この他にも種類は多数ありますが、省略させていただきます。
内海測量建築設計事務所
 事務所の境界標(一例)
コンクリート杭/角矢 コンクリート杭矢印の先端から延長した境界標の角が「境界」です。
主に埋設する境界石のひとつで、表面の角が面取りされています。
大きさ:縦横(10cm)×長さ(60cm)表面を赤くペンキで塗っています。
コンクリート杭/中心矢杭 コンクリート杭矢印の先端から延長した境界標の端が「境界」です。
主に埋設する境界石のひとつで、表面の角が面取りされています。
大きさ:縦横(10cm)×長さ(60cm)表面を赤くペンキで塗っています。 
コンクリート杭/十字杭 コンクリート杭十文字の中心が「境界」です。
主に埋設する境界石のひとつで、表面の角が面取りされています。
大きさ:縦横(10cm)×長さ(60cm)表面を赤くペンキで塗っています。
工事中 金属製プレート矢印の先端が「境界」です。
コンクリート杭が設置できない(困難な)個所に使用しています。
大きさ:縦横(5cm)×厚さ(1cm)薄型:縦横(5cm)×厚さ(4mm)
工事中 金属製プレート矢印の先端が「境界」です。
コンクリート杭が設置できない(困難な)個所に使用しています。
大きさ:縦横(5cm)×厚さ(1cm)薄型:縦横(5cm)×厚さ(4mm)
工事中 金属製プレート十字の中心が「境界」です。
コンクリート杭が設置できない(困難な)個所に使用しています。
大きさ:縦横(5cm)×厚さ(1cm)薄型:縦横(5cm)×厚さ(4mm)
金属鋲(境界) 金属鋲中心が「境界」です。周辺はブロックや縁石などで囲まれており、コンクリート製の境界標を設置するのは困難であるため、金属鋲を使用した例です。これは補助的な使い方で、通常は永続性のある境界標を埋設します。
★この他に御影石(みかげいし)で出来た境界石もありますが、コンクリート製品の10倍以上の値段がするので、使用する人は殆どいません。また、ひとまわり小さいコンクリート製の境界標もあります。小タイプ:縦横(9cm)×長さ(60cm)
★当事務所では、境界標を埋設した後に、表面に赤くペンキを塗ります。
(分かりやすくする為)
★湘南地方では、境界標の表面を赤く塗る専門家が多いのですが、全国的に赤く示されているのかは、分かりません。又、表面の凹の一部分のみを塗る人もいます。
 境界標?
金属鋲(機械点) 金属鋲:これは境界として代用される他、測量の基準点としても使用されます。
写真は、測量の基準点として使用されたものを撮影しましたが、カサ(赤い部分)の色は黄・青など別の色もあります。また、カサを使用しない場合もあります。
木杭/仮杭・機械点 木杭:境界の仮の杭または、測量の基準点として使用しています。
木製で耐久年数が短く、境界としては適さないので、造成地などに工事用の仮杭として一時的に使用する程度です。仮杭は、後に本杭(境界標)に入替えています。
プラスチック杭/仮杭 プラスチック杭:事務所では、殆ど使用していません。プラスチック製品なので耐久年数はありますが、コンクリート杭に比べ土地への定着性が今ひとつなので、境界としてでなく、仮杭として使用する程度です。色は他に赤色もあります。
大きさ:縦横(4.5cm)×長さ(45cm)
小タイプ:縦横(3cm)×長さ(40cm)

 
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